著者
山本美佳 中井寿一 河合由起子 川崎洋 赤木康宏 若宮翔子
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.165-166, 2014-03-11

四輪車より歩道側を走ることが多い二輪車は四輪車と比べ,歩行者との接触等の危険性が高い.そこで本研究では,twitterから歩行者が密集した場所を推測しルート上に提示する,二輪車の安全を考慮したナビゲーションを開発する.具体的には,まずGoogleカレンダーから経由地や目的地を抽出し,これまで我々が開発した通常のルート推薦を行う.次に,GPS情報をtwitterで収集・分析しルート上に提示する.そして,ルート上の交差点付近のツイート同士の畳込み積分値を算出し,交差点上に密集度を大小の円で示す.本提案システムにより,二輪車と歩行者との接触事故等を抑制できるナビゲーションが実現できる.
著者
富樫泰斗 北嶋克寛 赤木康宏 近藤聡
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.117-119, 2012-03-06

現在,本研究室で考案されたGFFDという空間変形手法により,3方向から撮影した顔写真を用いて,容易に個人の3次元顔形状モデルを作成することが可能となっている.それらのモデルは,眼鏡のフィッティングや発話シミュレーションの際に用いられている.しかし多くの人間には,写実的な顔そのものではなく,例えばシミやそばかすを消すなど,自分の顔をより魅力的に見せたいという欲求がある.そこで本研究では,顔形状やテクスチャを修正することによって3次元顔形状モデルの魅力化を行う.また,複数の被験者に,魅力的な顔となるようにモデルを修正してもらい,その実験によって得られたデータから,人間が魅力的だと感じる要素の分析を行う.