2 0 0 0 OA Voice therapy

著者
部坂 弘彦
出版者
Society of Oto-rhino-laryngology Tokyo
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.493-496, 2002-12-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
6

Voice therapyは耳鼻咽喉科医と言語療法士 (speech therapist : ST) との連携によって治療を行うことが望ましいが, 本邦では言語療法士 (ST) の人数が極端に少ないのが現状である。耳鼻咽喉科医としてvoice therapyの技術を習得できれば音声障害に対する治療の向上が期待できる。ここではvoice therapyが有効な病態, および具体的な治療法について説明する。Voice therapyが有効な病態としては, 発声に関与する筋肉を無理に使いすぎたり, 誤った発声をするために生じた状態, あるいは発声に関与する筋肉のバランスがくずれて生じるvocal hyperfunctionの病態に対して有効である。さらにvoice therapyの具体的な治療法について述べる。
著者
部坂 弘彦 太田 史一 松井 真人 森山 寛
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.62-70, 1997-02-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
23

気管内挿管に伴う喉頭, 気管合併症として咽喉頭痛, 喉頭浮腫, 反回神経麻痺, 喉頭肉芽腫, 喉頭横隔膜症, 気管狭窄, 気管食道瘻について症例を呈示し, その原因, 診断, 治療などについて報告した。このような喉頭, 気管損傷は未然に予防することが重要で, 挿管技術の熟練, 最良の気管内チューブの選択, カブの位置および圧のチェック, 挿管期間中の喉頭, 気管の保護が必要である。また, 治療に関してもその病態がさまざまであるから, それぞれに最適な治療方針で臨まねばならない。