著者
金岡 祐一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.354-354, 2014 (Released:2016-06-01)

無限ともいえる生命科学の将来に対し「有機化学システム」応用の可能性も,限りなく有望である.最近のこの分野の代表例として,畑中保丸博士は「光アフィニティーラベリングの画期的高速化と生命科学上のブレークスルーへの応用」研究により,平成26年度日本薬学会賞を受賞された.心からお祝いするとともに,推薦者として同氏の業績と併せて,アメリカで生まれ日本で育った「光アフィニティーラベリング」を概説する.