- 著者
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緒方 徹
長尾 元史
杉森 道也
- 出版者
- 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所)
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2014-04-01
脊髄損傷後の再髄鞘化促進は、損傷脊髄の機能回復に向けた重要な治療戦略のひとつである。再髄鞘化を促進するためには、オリゴデンドロサイトの前駆細胞を活性化し、その増殖、分化、成熟を促進する必要があるが、この過程の分子メカニズムは未だ不明な点も多い。本研究では、チャージ症候群の原因遺伝子として知られているクロマチン再構成因子Chd7が、転写因子Sox2と協調して働き、脊髄損傷後の前駆細胞の活性化を制御することを明らかにした。