著者
雜賀 亮一
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.13, no.30, pp.145-156, 2011-03

第92回全国高等学校野球選手権大会地方大会(以下,第92回地方大会とする)49地区の試合結果をもとに,先制点をあげたチームの勝率から,先制点が勝敗にどのような影響を及ぼすかを分析すると共に,勝つために望ましいゲーム展開を考えた。結果,第91回全国高等学校野球選手権大会地方大会(以下,第91回地方大会とする)と同様に,先制点をあげたチームの勝率が高く,先制点をあげることが勝敗に影響を及ぼすことが判った。
著者
雜賀 亮一
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.127-138, 2010-03

野球は,「各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的としている。正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となるである」(公認野球規則,2009) 基本的には,1回から9回の間で相手チームよりたくさん得点し,勝つことを目的としておこなわれるスポーツであり,サッカーやラグビー等のように時間に制約されることなく,同じ条件で攻守が与えられる。本研究では,時間に制約されることのない野球において,先制点が試合の勝利に優位を示すかを調べた。先制点をあげたチームの勝率から,先制点が勝敗にどのような影響を及ぼすかを分析すると共に,勝つために望ましいゲーム展開を考えた。結果,先制点をあげたチームの勝率が高く,先に得点することが勝敗に影響を及ぼすことが判った。結果をもとに勝つために望ましいゲーム展開を考えると,前半(1回〜3回)に全神経を集中させ,この間に先制点をあげる為の攻守の戦術をいの一番に考え,明確にして試合に臨むことが重要であるといえる。
著者
雜賀 亮一
出版者
学校法人 天満学園 太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.127-138, 2010 (Released:2017-05-10)
被引用文献数
3

野球は,「各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的としている。正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となるである」(公認野球規則,2009) 基本的には,1回から9回の間で相手チームよりたくさん得点し,勝つことを目的としておこなわれるスポーツであり,サッカーやラグビー等のように時間に制約されることなく,同じ条件で攻守が与えられる。本研究では,時間に制約されることのない野球において,先制点が試合の勝利に優位を示すかを調べた。先制点をあげたチームの勝率から,先制点が勝敗にどのような影響を及ぼすかを分析すると共に,勝つために望ましいゲーム展開を考えた。結果,先制点をあげたチームの勝率が高く,先に得点することが勝敗に影響を及ぼすことが判った。結果をもとに勝つために望ましいゲーム展開を考えると,前半(1回〜3回)に全神経を集中させ,この間に先制点をあげる為の攻守の戦術をいの一番に考え,明確にして試合に臨むことが重要であるといえる。
著者
雜賀 亮一
出版者
学校法人 天満学園 太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.157-163, 2011 (Released:2017-05-10)

第92回全国高等学校野球選手権大会(以下,第92回全国大会とする)において先制点をあげたチームの勝率から先制点が勝敗にどのような影響を及ぼすかを分析した結果,先制点をあげたチームの勝率が高く,先制点をあげることが勝敗に影響を及ぼすことが判かった。第92回全国大会においては,先制点が勝利に結びつく割合が,第92回地方大会よりも大きく,改めて先制点の重要性を認識することとなった。全国大会における試合は,先制点をあげることで80%以上の勝率が得られる。先攻後攻においては,1回戦〜準々決勝以前の試合は後攻を,準々決勝以降の試合は先攻を選ぶ。前半(1回〜3回)で先制点を得点することがポイントとなるが,地方大会に比べ,初回における先制点のウエイトが小さくなっており,中盤(4回〜6回)までの粘りが必要となり,地方大会に比べ接戦になる試合が多いと言える。野球は「各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的としている。正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となるである」(公認野球規則,2009) ことから,早い段階から得点を重ねていくことが重要である。
著者
雜賀 亮一
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.157-163, 2011-03

第92回全国高等学校野球選手権大会(以下,第92回全国大会とする)において先制点をあげたチームの勝率から先制点が勝敗にどのような影響を及ぼすかを分析した結果,先制点をあげたチームの勝率が高く,先制点をあげることが勝敗に影響を及ぼすことが判かった。第92回全国大会においては,先制点が勝利に結びつく割合が,第92回地方大会よりも大きく,改めて先制点の重要性を認識することとなった。全国大会における試合は,先制点をあげることで80%以上の勝率が得られる。先攻後攻においては,1回戦〜準々決勝以前の試合は後攻を,準々決勝以降の試合は先攻を選ぶ。前半(1回〜3回)で先制点を得点することがポイントとなるが,地方大会に比べ,初回における先制点のウエイトが小さくなっており,中盤(4回〜6回)までの粘りが必要となり,地方大会に比べ接戦になる試合が多いと言える。野球は「各チームは,相手チームより多くの得点を記録して,勝つことを目的としている。正式試合が終わったとき,本規則によって記録した得点の多い方が,その試合の勝者となるである」(公認野球規則,2009) ことから,早い段階から得点を重ねていくことが重要である。