著者
須藤 敬
出版者
慶應義塾大学国文学研究室
雑誌
三田國文 (ISSN:02879204)
巻号頁・発行日
no.47, pp.1-19, 2008-06

一 覚一本『平家物語』における首をとる表現二 首を「ねぢきる」とは三 源為朝の場合四 巴の場合五 重忠の場合(一) : 宇治川の先陣争い六 重忠の場合(二) : 先陣を務める武将七 重忠の場合(三) : 異能の人八 重忠の場合(四) : 孤高性と異質性
著者
須藤 敬
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.12-21, 1994-09-10 (Released:2017-08-01)

『保元物語』の描く源為朝の有する孤立性について、為朝の判断・主張が保元の乱の発端から終結までの因果関係とうまく噛み合わないこと、そうした為朝が「我一人、世ニアラントセンズルエセ者」、「不孝の者」と規定されていること、為朝の弓矢が特異なものであること、等から検討を加えた。またそのことが、伝本によって為朝の扱われ方の違いに結びついていることを鎮魂の問題を含めつつ考察した。
著者
須藤 敬
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.12-21, 1994

『保元物語』の描く源為朝の有する孤立性について、為朝の判断・主張が保元の乱の発端から終結までの因果関係とうまく噛み合わないこと、そうした為朝が「我一人、世ニアラントセンズルエセ者」、「不孝の者」と規定されていること、為朝の弓矢が特異なものであること、等から検討を加えた。またそのことが、伝本によって為朝の扱われ方の違いに結びついていることを鎮魂の問題を含めつつ考察した。
著者
須藤 敬
出版者
慶應義塾大学国文学研究室
雑誌
三田國文 (ISSN:02879204)
巻号頁・発行日
no.52, pp.1-13, 2010-12

一 『大造じいさんと雁』二 『平家物語』「敦盛最期」三 『平家物語』「木曽最期」四 潔さという型