著者
近藤 昌和 友永 進 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.67-73, 2002-02
著者
近藤 昌和 友永 進 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.67-73, 2002-02
著者
近藤 昌和 安本 信哉 秋吉 佑樹 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.87-101,

Morphological and cytochemical characteristics of neutrophil in Carangid fishes, jackmackerel(Trachurus japonicus), greater amberjack(Seriola dumerili)and yellowtail amberjack(S. lalandi), were examined by light microscopy. Three types of granules, eosinophilic granule(αG), chromophobic granule(βG)and basophilic granule(γG)were observed in the neutrophils of these fish species. Multiple Romanowsky-type stain valuation revealed that αGs of these fish species were stained eosinophilic with May-Gr?nwald(MG), but not with Giemsa. Eosinophilic stain of the αG was disappeared by Giemsa after MG. The βGs were unstained by Romanowsky-type stain and peroxidase-positive. The γG of greater amberjack and yellowtail amberjack were stained light blue with Giemsa, but unstained with MG. On the other hand, the γGs of jack-mackerel were stained not only with Giemsa, but also with MG.
著者
近藤 昌和 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.283-297, 2009-03

魚類は、両生類、爬虫類、哺乳類などと同列の一つの動物群であると考えられてきた。しかし、単系統群ごとに分類群を認識する分岐分類学では、魚類だけからなる分類群を認めず、脊椎動物のうち両性類から始まる四肢動物を除いた残りのグループ、すなわち側系統群であるとされる。したがって、魚類とは分類群ではなく、鰭を有し、鰓呼吸をする魚形の脊椎動物の総称ということになる。現在、魚類は無顎上綱(メクラウナギ綱、頭甲綱)と顎口上綱に大別され、顎口上綱には、軟骨魚綱(全頭亜綱、板鰓亜綱)、肉鰭綱(シーラカンス亜綱、肺魚亜綱)および条鰭綱(腕鰭亜綱、軟質亜綱、新鰭亜綱)が含まれる。また、四肢動物は、肉鰭綱の四肢動物亜綱に分類される。著者らは真骨魚類(条鰭綱新鰭亜綱ハレコストム区真骨亜区)について、好中球内顆粒の種類数の違いから、少なくとも以下の3群に大別されることを明らかにした。本研究では、真骨魚類における各種好中球顆粒の起源を明らかにするために、ポリプテルス目に属するポリプテルス エンドリケリーについて、好中球のRomanowsky型染色性を調べるとともに、細胞化学的特微を明らかにし、これまでに報告した各種真骨魚類と比較した。
著者
近藤 昌和 安本 信哉 秋吉 佑樹 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.87-101, 2013-02

魚類の好中球顆粒の種類は,多様であることが報告されている。著者らは前報において,ブリSeriola quinqueradiataの好中球の形態学的および細胞化学的特徴を調べ,ブリの好中球には好酸性(好エオシン性)顆粒(α顆粒),難染性顆粒(β顆粒)および好塩基性顆粒(γ顆粒)の3種類の顆粒が存在することを明らかにした。また,ブリのα顆粒は酸性条件下のMay-Grünwald(MG)染色によって橙色を呈するが,Giemsa染色では染まらず,MG-Giemsa(MGG)染色では染色性が低下すること,β顆粒にはアルカリ性フォスファターゼ(AlP)とペルオキシダーゼ(PO)が,γ顆粒にはα-ナフチルアセテートエステラーゼ(α-NAE)が検出されることを報告した。本研究では,魚類における好中球顆粒の多様性を明らかにするために,ブリと同様にアジ科に属し,水産増養殖対象となっているマアジTrachurus japonicus,カンパチS.dumeriliおよびヒラマサS.lalandiの好中球の形態学的および細胞化学的特性を明らかにし,これまでに報告した各種魚類と比較した。
著者
近藤 昌和 林 裕之 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.163-171, 2011-02

本研究では、 魚類における好中球顆粒の多様性を明らかにするために、 ボラ目ボラ科に属するボラ(ボラ属)の好中球の形態学的特徴を明らかにし、 これまでに報告した各種魚類と比較した。また、 MRSVを好中球以外の白血球にも適用し、 それらの形態学的特徴について明らかにしたのでここに報告する。
著者
近藤 昌和 高橋 幸則 友永 進
出版者
水産大学校
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.31-36, 2002 (Released:2011-03-05)
著者
楠田 理一 高橋 幸則
出版者
日本魚病学会
雑誌
魚病研究 (ISSN:0388788X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.87-97, 1970-03-30 (Released:2010-02-10)
参考文献数
24
被引用文献数
1

(1) コイ科魚類の立鱗病の原因として細菌が関係するか否かを確かめるために,病魚の細菌学的検査を行なったところ,復元性をもつ細菌を分離することができた。(2) 分離菌の形態学的,生化学的および生物学的性状を検討した結果Aeromonas属と同定され, EDDY,SCHUBERTおよび江草らの記載と比較してAeromonas liqnsfaciensとするのが妥当であると思われた。(3) 本菌の薬剤に対する感受性はクロラムフェニコール,ナリジキシックアシッドなどが強力であるが,薬剤によってかなりの差が認められた。