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文献一覧: Kang Byeong-Teck (著者)
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IR
長期にわたり植物(雑草)摂食行為を示していたプードル犬の高繊維含有給餌による改善症例
著者
Kang Byeong-Teck
Jung Dong-In
Yoo Jong-Hyun
PARK Chul
WOO Eung-Je
PARK Hee-Myung
出版者
Japanese Society of Veterinary Science
雑誌
The journal of veterinary medical science
(
ISSN:09167250
)
巻号頁・発行日
vol.69, no.7, pp.779-782, 2007-07-25
参考文献数
18
被引用文献数
4
7年間にわたり毎日植物(雑草)を食べては嘔吐することを繰り返していた11歳去勢雄ミニチュアプードル犬が来患した。犬は散歩に行くたびに雑草を食べ、その後嘔吐することを繰り返していた。医学的検査では異常は認められなかった。行動学的検査と稟告を通して、我々はこの犬が植物を摂食する何らかの理由を有していると診断した。我々は犬が餌に欠乏しているものを補充するため、あるいは消化を助けるために植物を摂取していると推測したので、飼い主に現在の餌を与えることを中止し、高繊維食餌を与えるよう指示した。その結果、餌を高繊維食餌に変えて3日後より植物摂食と嘔吐が無くなったことを飼い主から聞いた。餌を高繊維食餌に変えて13ケ月間、犬に臨床検査上問題は無かった。以上のことは、特に繊維欠乏食が犬の植物摂食行動に関係している事を示唆している。