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文献一覧: Kazuyo KAKUTA (著者)
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IR
熱気球におけるリスクマネジメントについて / 気象知識と「係留」中止の条件
著者
田中 利佳
一柳 達幸
角田 和代
Rika TANAKA
Tatsuyuki ICHIYANAGI
Kazuyo KAKUTA
鈴鹿大学
鈴鹿大学
鈴鹿大学
Suzuka Universitiy
Suzuka Universitiy
Suzuka Universitiy
出版者
鈴鹿大学
雑誌
鈴鹿大学紀要Campana = Suzuka University journal
(
ISSN:21896984
)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.79-92, 2016-03-10
熱気球の運航は、気象の変化に大きく影響を受ける。そのためパイロットは、安全な運航を行うための気象に関する知識と変化を予測する力が必要である。気象の変化をより正確に予測するために必要な知識は、天気図の解読、雲の特徴、地形特有の気象変化などである。さらにパイロットは、見えるもの、感じるもの全てから気象の情報を得る姿勢を持ち、気象の変化を正確に予測するトレーニングを続けることが重要である。不特定多数のゲストを搭乗させる係留は、ロープで地上に固定されていること、活動する時間帯が日中であること、活動が長時間に及ぶことから、自由飛行以上に気象の変化に影響を受ける。したがって、パイロットは、係留を安全に行うために「係留の中止を決定する基準」を持つ必要があり、その基準は、次の1~5であると考えられる。1.風速4m/sec またはパイロット技能の許容範囲を超えているとき2.インフレ時に球皮が暴れクルーが振り回されるとき3.クルーが地上で熱気球を静止させることが不可能なとき4.サーマルの発生もしくは強い上昇気流が発生したとき5.積乱雲の急激な発達が確認されたとき