著者
福富 昌城 坂下 晃祥 塩田 祥子 Masaki FUKUTOMI SAKASHITA Akiyoshi SHIOTA Shoko 花園大学社会福祉学部 花園大学社会福祉学部 花園大学社会福祉学部 Faculty of Social Welfare Hanazono University Faculty of Social Welfare Hanazono University Faculty of Social Welfare Hanazono University
出版者
花園大学社会福祉学部
雑誌
花園大学社会福祉学部研究紀要 (ISSN:09192042)
巻号頁・発行日
no.20, pp.9-19, 2012-03

本報告はケアマネジャーを対象としたグループ・スーパービジョンの連続研修会における調査の結果である。調査は、参加者がどのような学びをしたのかを明らかにすることを目的とした。調査結果として、参加者は「既に得ている情報や利用者像を異なった角度から見直す」ことで「ケースの見方」を深め、事例検討会/グループ・スーパービジョンにおいて「事例提供者の努力を承認する姿勢」を持つことで支持的な関わりを学んでいることが理解できた。
著者
福富 昌城 Masaki FUKUTOMI 花園大学社会福祉学部 THE FACULTY OF SOCIAL WELFARE HANAZONO UNIVERSITY
巻号頁・発行日
vol.17, pp.51-57,

ケアは、ケアする人にさまざまな負担をもたらすが、その反面肯定的な側面をももたらす。このケアの肯定的側面は、ケアする人に癒しや人間的成長をもたらす。ケアにおける癒しは援助者や家族との関係性の中で得られるものと考えられる。ケアする専門職が利用者との関係の中から得ている癒しは「自己の承認」「専門性の承認」「人と関わる楽しさ」などである。また、ケアする専門職がケアの成果を得たとき、そこから満足感をえることができる。ケアする人は、ケアの肯定的側面を体験することで、より懸命に利用者に関わっていく。しかし、家族がケアする場合には、ケアの肯定的側面を得られるためには、負担を軽減し、先の通しがもてるように支援することが必要になる。
著者
福富 昌城 Masaki FUKUTOMI 花園大学社会福祉学部 THE FACULTY OF SOCIAL WELFARE HANAZONO UNIVERSITY
出版者
花園大学社会福祉学部
雑誌
花園大学社会福祉学部研究紀要 (ISSN:09192042)
巻号頁・発行日
no.17, pp.51-57, 2009-03

ケアは、ケアする人にさまざまな負担をもたらすが、その反面肯定的な側面をももたらす。このケアの肯定的側面は、ケアする人に癒しや人間的成長をもたらす。ケアにおける癒しは援助者や家族との関係性の中で得られるものと考えられる。ケアする専門職が利用者との関係の中から得ている癒しは「自己の承認」「専門性の承認」「人と関わる楽しさ」などである。また、ケアする専門職がケアの成果を得たとき、そこから満足感をえることができる。ケアする人は、ケアの肯定的側面を体験することで、より懸命に利用者に関わっていく。しかし、家族がケアする場合には、ケアの肯定的側面を得られるためには、負担を軽減し、先の通しがもてるように支援することが必要になる。