- 著者
 
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             Munoz A.
             
             Santisteban R.
             
             Rubio M. D.
             
             Vivo R.
             
             Aguera E. I.
             
             Escribano B. M.
             
             Castejon F. M.
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 社団法人日本獣医学会
 
          
          
          - 雑誌
 
          - The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - vol.59, no.9, pp.747-752, 1997-09-25 
 
          
          
          
          - 被引用文献数
 
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             2
             
             
             11
             
             
          
        
 
        
        
        8頭のアンダルシア馬 (3〜4年齢) の適性が分析された. 動物は砂質の走路で種々の2段階からなる運動テストに供した. 第1段階は4スピード (4.17, 5.56, 6.96, 8.33m/sec) を段階的に増加させ, 各々の速さで, 1,000mの距離を最大下強度で走行させた. 動物は, 4スピードの間毎に2分休ませた. 第2段階は最大相の終了2分後, 1,000mを最大スピード走行させた. 心拍数, 血漿乳酸濃度, 速度, 血液のPCV, とpHのデータを得た. 最大心拍数, 最大速度, 乳酸濃度, 乳酸のピーク値, 最小pHと最大PCVは機能的指標として評価された. 馬を分別することを可能にする重要な要素はこれらの適性値と馬を管理するトレーナの情報と関連させることである. 馬を分別するために変動する最高の弁別手段は最小pH, 乳酸濃度, 最大心拍数, と最大速度であった. 最大PCVとの関連において, 8頭の馬に差は認められなかった. 運動耐性テストにおけるこれらの機能的指標の各々の影響が議論された.