著者
Kim Min-Su Nam Tchi-Chou
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.409-411, 2006-04-25
参考文献数
18
被引用文献数
3 22

脳波検査(EEG)は鎮静または麻酔の評価のための有効な方法である.本研究の目的は,ミニチュアーシュナイザー犬(4.2〜6.1kg,1〜2歳)における針刺激の鎮静効果を脳波検査におけるスペクトルエッジ周波数(SEF)によって調べることである.「GV20と龍会」穴が20分間針刺激された.鎮静レベルは,処置前,処置中および処置後のSEF95値とRamsayの鎮静スコアーによって評価した.GV20または龍会穴の針刺激中,SEF95値は有意に減少し,終了後処置前値に回復した.Ramsayの鎮静スコアーは同様に刺針中適切な鎮静レベルを示した.本研究の結果,犬におけるGV20または龍会穴での針刺激は鎮静を誘導する有用な方法であると結論された.