著者
谷村 省吾 TANIMURA Shogo
巻号頁・発行日
2019-11-05

『現在』は実在するか? 『時間の経過』は実在するか? 『時間の始まり』はあったのか?などの『時間』概念の根本を問う哲学者と物理学者の討論をもとに『〈現在〉という謎―時間の空間化批判』(勁草書房、2019年)という本を分担執筆した。このノートは、『〈現在〉という謎』のうち谷村省吾が討論・執筆した部分に関する補足である。とくに以下の部分を強調したい:4.4節 物理学と直観、4.5節 哲学者と物理学者の相違点、4.7節 形而上学を再定義する、4.9節 実在論・反実在論論争、4.10節 すれ違いの要因を分析せよ、4.11節 「〈現在〉という謎」を物理学の問題に回収する。(総ページ数110)