- 著者
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寺林 敏
藤原 一哉
山下 智史
並木 隆和
SATOSHI TERABAYASHI
KAZUYA FUJIWARA
TOMOFUMI YAMASHITA
TAKAKAZU NAMIKI
京都府立大学農学部蔬菜園芸学研究室
京都府立大学農学部蔬菜園芸学研究室
京都府立大学農学部蔬菜園芸学研究室
京都府立大学農学部蔬菜園芸学研究室
Laboratory of Olericulture Faculty of Agriculture Kyoto Prefectural University
Laboratory of Olericulture Faculty of Agriculture Kyoto Prefectural University
Laboratory of Olericulture Faculty of Agriculture Kyoto Prefectural University
Laboratory of Olericulture Faculty of Agriculture Kyoto Prefectural University
- 雑誌
- 京都府立大學學術報告. 農學 = The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Agriculture (ISSN:00757373)
- 巻号頁・発行日
- vol.37, pp.183-188, 1985-11-15
トマト(Lycopersicon csculentum MILL cv. Ohgata-fukujyu)を水耕および土耕栽培し, 果実の果皮強度, 果皮の厚さ, 果肉強度を測定した。水耕区, 土耕区とも施肥濃度が高いほど, 果皮強度が高く, 果皮の厚さが増した。一方, 果肉強度は低下した。果実の成熟段階が進んだものほど, 果皮強度は低かった。収穫後30℃暗黒条件下で6日間ないし8日間貯蔵した場合, 果皮強度の低下は小さく, 果肉強度の低下が大きかった。とくに土耕区のトマトで顕著であった。果実の硬さを支配する果皮強度や果肉強度の要因は, 施肥濃度, 果房段位, 果実の成熟段階, 収穫後の日数によって変化した。しかし, これらの要因は水耕および土耕といった栽培法の違いによって特徴づけられるものでなかった。