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文献一覧: Takehito Miyake (著者)
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哲学的有神論における神の存在の帰納的論証の方法論的考察 : リチャード・スウィンバーン『神の存在』に基づき
著者
三宅 威仁
Takehito Miyake
出版者
基督教研究会
雑誌
基督教研究 = Kirisutokyo Kenkyu (Studies in Christianity)
(
ISSN:03873080
)
巻号頁・発行日
vol.77, no.2, pp.1-23, 2015-12-15
リチャード・スウィンバーンを第一人者とする哲学的有神論は、ア・ポステリオリな帰納的論証により、「神は存在する」という仮説の真である確率が真でない確率よりも高い(神の存在の蓋然性が2分の1以上である)と主張する。スウィンバーンはこの命題を論証するための方法論として、ベイズの定理に基づく確認理論を応用する。ベイズの定理により、「神は存在する」という仮説の事後確率は、この仮説の事前確率と証拠の事前確率と証拠の事後確率の関数として評定される。本稿はスウィンバーンのこの方法論を分析し、どのような場合に「神は存在する」という仮説の蓋然性が上下するかを検討する。
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OA
宗教的哲学としての改革派認識論 : 有神論的信念の認識論的地位を巡って
著者
三宅 威仁
Takehito Miyake
出版者
基督教研究会
雑誌
基督教研究 = Kirisutokyo Kenkyu (Studies in Christianity)
(
ISSN:03873080
)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.59-78, 2003-09-30
改革派認識論はアメリカ合衆国に移入されたオランダ新カルヴァン主義運動を母体とし、古典的基礎付け主義やそれに由来する無神論的証拠主義を論駁する意図をもって登場した。改革派認識論によれば、有神論的信念はキリスト者にとって適正に基本的であり、いかなる証拠によって基礎付けられていなくとも合理的である。また、キリスト教が真であると仮定すれば、キリスト教の諸信念は知識として保証される。