著者
中山 泰一 Yasuichi NAKAYAMA
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.7, pp.735, 2020-06-15

本年(2020年)3月7日,本会第82回全国大会にて,第2回中高生情報学研究コンテストを実施した.新型コロナウィルス対策で第82回全国大会の現地開催が中止になったが,中高生情報学研究コンテストは,参加チームにポスターPDFと400字の説明テキストの提出を求め,それらをWebページに掲載する方式で開催した.第2回中高生情報学研究コンテストについての詳細は次号の特集号を参考されたい.
著者
中山 泰一 Yasuichi NAKAYAMA
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.897-899, 2019-08-15

本会では,現在,12種類の論文誌(2つの基幹論文誌「ジャーナル」,「JIP」と,10種類の「トランザクション」)が刊行されている.本稿では,本会の論文誌の概要,最近の論文誌の投稿件数や採択率,「ジャーナル」と「JIP」の編集体制,編集にあたっての課題を述べる.
著者
中山 泰一 Yasuichi NAKAYAMA
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.895-896, 2019-08-15

本会の論文誌に投稿される論文が増え,優れた研究成果がさらに多く掲載されていくことは,本会の発展にとってとても大切なことである.本稿では,中高生を含むジュニア会員の皆さんに,論文とは何かを,そして,論文を投稿してから論文誌に採録されるまでの手続きを紹介する.
著者
中山 泰一 Yasuichi NAKAYAMA
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.660-662, 2019-06-15

本会では,第81回全国大会から,中高生ポスターセッションを始めた(同時に,「中高生情報学研究コンテスト」を始めた).本稿では,まず,中高生ポスターセッションを企画した経緯を述べる.情報の分野で優れた探究活動を行う中高生がおり,本会がその発表の場を提供することは重要である.また,2022年度からの高等学校情報科では「情報I」と「情報II」が設けられるが,「情報II」の内容に「情報と情報技術を活用した問題発見・解決の探究」が含められるため,本会はその探究活動を発表する場を準備しておく必要がある.さらに,本稿では,中高生ポスターセッションの実施にあたっての取組み,表彰制度などについても述べる.
著者
中山 泰一 角田 博保 Yasuichi Nakayama Hiroyasu Kakuda
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌. 教育とコンピュータ = IPSJ transactions. TCE
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.41-47, 2016-06-01

共通教科「情報」の高等学校学習指導要領では,「多くの情報が公開され流通している現状を認識させるとともに,情報を保護することの必要性とそのための法規及び個人の責任を理解させる」と規定されており,その内容の取扱いとして,「知的財産や個人情報の保護などについて扱い,情報の収集や発信などの取扱いに当たっては個人の適切な判断が重要であることについても扱うこと」と記されている.一方,国,地方自治体,独立行政法人などの行政機関から情報を収集する意義や手続きについてはあまり扱われていない.本稿では,行政機関の公文書という生の情報を収集することは重要であるとの観点から,大学の教職科目の情報科教育法への公文書公開手続きの活用について,実践例とともに議論する.