7 0 0 0 OA 式目抄

出版者

『御成敗式目』(貞永式目)の注釈書。書名は外題による。天正8年(1580)の清原枝賢(1519-90)の本奥書があり、「当家累葉奥義一子相伝也」と記す。同名の古活字版(清原宣賢の講釈)や『続史籍集覧』所収本とは内容が異なる。『御成敗式目』は、貞永元年(1232)に執権北条泰時が定めた鎌倉幕府の基本法で、武家の規範として重んじられた。近世には寺子屋の教科書としても使われ、庶民にも親しまれた。式目の注釈は鎌倉時代からなされ、室町時代のものは公家系(清原氏)と武家系(斎藤氏、飯尾氏)に大別されている。亀田次郎旧蔵。

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清原枝賢の読みを調べようと思って検索したら国立国会図書館本「式目抄」(請求記号WA16-123 https://t.co/mgTZz09mjT)が出てきた。これをみたら矢野倫重に「トモ」と読みがふってあり、トモシゲと読める。「ミチシゲ」と読む人もいるが、清原家では「トモ」と読んでいたようだ。俺も清原家に倣うか。 https://t.co/YJi9HV0rmA
http://t.co/YUz6DAa8 こっちわ すこし ちがってて、畠ノ字日本ニテ二千餘字作之内也近書ニハ此畠字ヲ用也漢土ニモ同字ヲ作ルトミエタリ昔ハ圃ト云字トミヘタリ」。 http://t.co/J0Bf5GvV いわさきぶんこの どーぶんかしょにわ こくじうんぬんが...

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