著者
林 朝子 Hayashi Asako
出版者
三重大学教育学部
雑誌
三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 = Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice (ISSN:18802419)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.51-57, 2020-02-28

小学校における平仮名指導では概形を用いた指導が実施されている。今回は小学校教員を目指す学生47名を対象に、アンケート調査と文字データ収集を行い、学生の平仮名概形の把握の実態と実際の書字による平仮名字形と概形との関係について調査を行った。分析の結果、基本的に基準とされる概形を認識しながらも、概形の捉え方に揺れが見られ、書字にも影響があることが明らかになった。

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小学校教員志望の学生47名の書字について概形(◯や◇等のおおよその形)を中心に分析。【い】(横長)や【ち】(縦長)は、教科書では別の概形だが四角に書く学生が3割超。指導・学習時のマス目やフォントの影響を指摘。 林朝子(2020)「大学生書字による平仮名の特徴」https://t.co/am7PMJLdba https://t.co/kXdflhu0Qc
“三重大学学術機関リポジトリ研究教育成果コレクション” https://t.co/qPUX6RSpl5

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