著者
野瀬 昌彦
出版者
東北大学文学部日本語学科
雑誌
言語科学論集 (ISSN:13434586)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.61-72, 2004-12-25

フィンランド語の様格形 "-na/-na" の用法は意味的に, 属性やステータスを表すグループ, 動詞や形容詞と現れて状態を表すグループ, 時間表現, そして場所関係等の語彙的な用法の4つに分類することができる. 本論では, 実際の用便鯛査から様格形の意味用法を分類し, それぞれのグループの割合を調べた. 加えて, 様格形が語順に現れる位置を調査し, 様格形の4つの意味カテゴリーと語順に現れる位置との間に相関関係があることを主張する.

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