著者
杉村 健 多喜 裕美
出版者
奈良教育大学教育研究所
雑誌
奈良教育大学教育研究所紀要 (ISSN:13404415)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.79-91, 1991-03-01

2、4、6年生の国語と算数の宿題について組織的に調査を行なった。学年が進むにつれて、宿題に要する時間、宿題をいつもしている者、学習塾に通っている者は増加するが、宿題が好きな者、宿題が成績の向上や授業の理解に役立つと考えている者、復習や予習をする者は減少する。男女差は国語の方が大きい。成績と宿題との関係は2年生よりも4、6年生で強い。成績の良い者は良くない者と比べて、宿題をいつも、自分から進んでしており、2年生では親に見てもらう者が少なく、国語の予習をし、算数の宿題が役に立つと考えている。

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@yamasee_j_act すみません。大人と子どもの脳までは詳しくないので、説としてはイマイチでしたね。 ちょっと調べてみましたが、 https://t.co/NFB7uV1x2N や、 https://t.co/oA7skJaQVX では、小学生の宿題の効果について調べられていました。ご参考に。

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