著者
福井 弘教
出版者
法政大学大学院
雑誌
大学院紀要 = Bulletin of graduate studies = 大学院紀要 = Bulletin of graduate studies (ISSN:03872610)
巻号頁・発行日
vol.79, pp.227-235, 2017-10-31

「ギャンブル大国」と称される日本に、カジノという新たな選択肢の付加を想定した法的枠組みが構築された。詳細については現時点では不明な点もあるが、既存の公営ギャンブルに包含される公営競技については、売上減少対策以外の検証がほとんどなされていない。公営競技場は住宅地や学校など多様な建築物、公共施設と近い場所に立地するケースが多いが、本稿では「地域資源」である公営競技を、都市空間において多様なステークホルダーとの共存をいかに構築するかという点に着目して考察した。考察の結果、既存の枠組みにとらわれない、官官連携・官民連携が多様なステークホルダー間、相互に利益をもたらすことが示唆された。

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#寝る前に論文読む 福井弘教(2017)/都市空間における公営競技のあり方に関する研究:江戸川競艇場を中心事例として https://t.co/ZtwuxGdr8y 江戸川区と葛飾区で招致合戦してたのは知らなかった。江戸川区の親水公園に注目した論考など面白く読めた。単純に江戸川ボートの論文ってだけで面白いけど
都市空間における公営競技のあり方に関する研究: 江戸川競艇場を中心事例として(発行年2017-10-31) https://t.co/CiAyHfCmJV

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