著者
田代 深子
出版者
将棋と文学研究会
雑誌
将棋と文学スタディーズ
巻号頁・発行日
vol.2, pp.61-73, 2023

倉島竹二郎(一九〇二〈明治三五〉年一一月九日-一九八六〈昭和六一年〉年九月二七日)は、『国民新聞』において一九三二(昭和七)年から将棋観戦記を書きはじめた(倉島 一九七一)。その後、名人戦第一期(一九三五〈昭和一〇〉年)より『東京日日新聞』(現毎日新聞)の嘱託観戦記者となり、戦中戦後の一時期を除いて一九八一(昭和五六)年(継続的には一九七六〈昭和五一〉年)まで新聞紙上に書き続けた。囲碁観戦記も手がけ、また将棋雑誌や一般雑誌にも囲碁将棋にまつわる多くの随筆を寄せている。

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田代深子「観戦記者・倉島竹二郎」 将棋欄に「観戦取材」の描写、「文学」の要素取り入れ、連載読み物のフォーマットを確立させた倉島竹二郎。 小説家志望から観戦記執筆。戦争従軍、療養。 社会世相や将棋の取り巻く状況と交錯されてる、一個人史が簡要に解説されている。 https://t.co/2bSeRq09Rr

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