著者
志水 廣
出版者
愛知教育大学数学教室
雑誌
イプシロン (ISSN:0289145X)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.59-75, 1996-03

本研究は,教材開発のマニュアル化,授業づくりのマニュアル化の延長上にある研究である。マニュアル化に関するこれまでの私の論文は,理論的な部分が多く,実践的な部分が少なかった。今回の研究は,算数科の実際の授業例を分析することによって,問題解決型の授業づくりのマニュアル化のモデルを示した。第I章では,「小数のかけ算」の授業例を紹介し,その授業の技術について分析した。第II章では,この授業例をもとに私ならどのように授業を構成するかについて述べた。このモデルによって問題解決型の授業づくりのマニュアルを理解してほしいと願うものである。

言及状況

Twitter (5 users, 8 posts, 3 favorites)

@temmusu_n #超算数 志水廣「 算数科 : 授業づくりのマニュアルの実践的研究」『イプシロン』愛知教育大学数学教室 編 第39巻 (1996年3月)、59-75ページ https://t.co/9OiTTvUh5C ↑ ざっと目を通しましたが、算数教育における伝統的におかしなローカルスタイルがよく分かる感じの文献だと思いました。
#超算数|タグその他を更改。 志水廣「 算数科 : 授業づくりのマニュアルの実践的研究」『イプシロン』愛知教育大学数学教室 編 第39巻 (1996年3月)、59-75ページ。https://t.co/JicnxWH0Hh 60ページに【…立式をしていないので、400×2.3を考えるのか、2.3×100を考えるのか良く分からないのである。】 https://t.co/lBtRDYMUKx

収集済み URL リスト