著者
鈴木 惟司
出版者
首都大学東京小笠原研究委員会
雑誌
小笠原研究年報 (ISSN:03879844)
巻号頁・発行日
no.30, pp.47-51, 2007-03

オガサワラカラスバトは小笠原諸島産絶滅固有種である。本種は明治時代に至るまで生存していたが、他の絶滅固有鳥類と同様、生態に関する情報はほとんど残されていない。最近行なわれた古文献再調査の結果、本種は小笠原の林に多いオガサワラビロウの実を食していたことが示された。

言及状況

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⇒折居の記述ではないですが、村誌 p. 1032にはフカノキの果実について「黒鳩が好でこれを食ふ」とあり、リュウキュウカラスバトはフカノキの実も食べていたと思われます。なおオガサワラカラスバトはビロウの実も食べたそう。https://t.co/F5pitfxcYV リュウキュウもダイトウビロウを食べていた?

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