著者
阪 彩香 桑原 輝隆
出版者
科学技術政策研究所 科学技術基盤調査研究室
巻号頁・発行日
2011-12 (Released:2012-03-14)

研究活動結果の公表媒体である学術論文(以下、論文)に着目し、我が国の科学研究のベンチマーキングを行った。個別指標(論文数、Top10%補正論文数、被引用数)と、複合指標(論文数に対するTop10%補正論文数の占める度合、相対被引用度)により、日本の状況を分野ごとに、主要国との比較を行った。また、日本については、部門別・組織区分別での分析を加え、日本内部の論文産出構造の時系列変化を明らかにした。その結果、①日本全体の論文数が伸び悩みの状態であること、②日本国内でみると産業の論文数が低下し、論文に関する大学の役割が拡大しているが、国立大学の論文数は伸び悩んでいること、③研究の国際化に伴い世界で国際共著論文が急増しているが、日本はこの変化に充分対応出来ていないという問題点が浮かび上がった。

言及状況

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専門外なので参考までに。 東工大の付属研究所の応用セラミックス研究所(応セラ研)は全国的に有名です http://www.msl.titech.ac.jp/ あとは東大・京大は何をとっても強いみたいです。 やはり材料って言われたら東北大って気がしますが。 気がするだけですが。笑 こちらの文科省の資料も多少参考になるかと思います http://data.nistep.go. ...

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