著者
津曲 敏郎
出版者
北海道大学大学院文学研究科
雑誌
サハリンの言語世界 : 北大文学研究科公開シンポジウム報告書
巻号頁・発行日
pp.1-10, 2009-03-08

本稿ではまずサハリンの言語状況を概観し、特に近年のウイルタ語をめぐる動きを紹介する。次にサハリンの先住民言語の間に見られる単語の相互借用について、先行研究からいくつかの例を紹介するとともに、あらたな事例を提供する。最後に、単語借用以外の文法面や口頭文芸においても影響関係が見られることにふれ、「言語地域」としてのサハリンの重要性を指摘する。

言及状況

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@ic_wm1 https://t.co/LIAYIsXqh7 によればlucaのl→nに置換したものとのこと。
この論文、件の単語を日本語起源としているが俊徳丸ってなんぞ? ↓ https://t.co/zqFBqFrlVD シントコ「行器」:Ain.sintoko/ Uil. sittoo「樽」/ Niv.s’intyχ「樽」(池上1980) この語についてはアイヌ語がもとになっており、そのアイヌ語は日本語 から入ったと見られる(cf. Jap.俊徳丸)という。 https://t.co/3ka20lAzSH
サハリンの言語世界 : 単語借用から見る https://t.co/89PTaALAGB アイヌ語ネイティブって北方領土にまだ残ってるんじゃねえのと思って調べたら出てきたが冒頭から「アイヌ語は今日すでにサハリンでは行われていない」 悲しいなあ・・・
先日inawは外来語だろうとの雑談あり。ふと思い出し、調べると、ウイルタillau (<*ilawun), オロチ ilau; 満州 ila-「花が咲く」/ ニヴフ inau 外来語というより北方でかなり普遍的な単語のようなり。 http://t.co/i9z8Z7pI

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編集者: Katikatipan
2022-05-31 07:57:41 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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