著者
多田 和美
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.35-83, 2010-06-10

本稿は,多国籍企業の内部環境と外部環境(現地環境)の要因が,海外子会社の製品開発活動に及ぼす影響とそうした活動がいかなる成果を生成するのか解明することを目的としている。そこで,成功事例との比較分析に向けた予備的研究として,失敗事例に相当すると考えられる日本ペプシコ社の事例研究を行った。本稿では,先行研究の課題を踏まえ,Schmid & Schurig(2003)を出発点とした枠組によって,(1)内部環境要因と外部環境要因の各構成要素が製品開発活動に及ぼす影響,(2)その過程において生じる構成要素間の相互作用,(3)それらの影響に基づく製品開発活動が成果に及ぼす影響を分析した。その結果,内外環境要因の各構成要素とその相互作用は,海外子会社の製品開発活動と成果に多様な影響を及ぼすことなどが新たに明らかになった。

言及状況

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ファミマの親会社の伊藤忠商事は旧ペプシコ時代にボトラーの運営をしていたものの数年で関係が悪化して撤退した過去があるのでペプシ製品の扱いはどうなのかと思ったけども、40年以上経った今では事情も変わるということか。 >RT 日本ペプシコ社の製品開発活動と成果 https://t.co/9rnQm5oCrC https://t.co/ivG5ckuVy8
パティオの展開時期、このペプシコーラ社研究にやたら詳しく載ってた https://t.co/hHyZCvlWBj
1 1 https://t.co/oqhkPiWiff
時間があるときに読みたい。 日本コカ・コーラ社の製品開発活動と成果 https://t.co/OhBJYecVqa 日本ペプシコ社の製品開発活動と成果 https://t.co/gNxEQbT0fQ

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