著者
阪口 諒 阪口 諒
出版者
日本北方言語学会
雑誌
北方言語研究 (ISSN:21857121)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.131-144, 2019-03-15

知里真志保(1909-1961)の遺稿ノートを翻刻した北海道教育庁生涯学習部文化課編(2002)(以下、【フィールド1】)には樺太アイヌの物語が複数掲載されている。そのうちいくつかはすでに和訳が公刊されているが、どの和訳と対応するのか分からないものもあり、遺稿ノートの忠実な翻刻のままでは利用しにくい。今回、【フィールド1】45-47頁に掲載の「Esaman Carahau」が既に「カワウソのばけもの」(一つ目の大入道)として公刊されていることが確認できた。また、いくつかの資料から語り手に関しても特定できるように思われる。この物語は「樺太西海岸タラントマリの伝承」であるが、樺太(サハリン)西海岸の散文物語で原文が公開されているものは極めて少ないことを考慮して、原文に新たな訳註を付すことにした。なお、この物語の原文はローマ字で筆記されている。

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アイヌ語樺太西海岸南部方言テキスト(1) : 「カワウソのばけもの」   PDF https://t.co/QQF9GYpvhI
樺太アイヌ語、予想以上に自分の語彙力でもサクサク読めるけど、wenで強調したり、方言なんだろうが長母音ほとんどなかったり、okkayo が okkaw だったり、気持ち悪いな https://t.co/gijOu4Q9ZD https://t.co/YnjUlmHTKg

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