著者
辻 慶太 党 春菜 原 淳之
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.348-363, 2011-01

本研究では都道府県立及び市区公共図書館のデジタル/対面式のレファレンスサービスとQ&Aサイトに60個の同じ質問を行い,正答率を比較した。結果,デジタルレファンスサービス(DRS)の正答率は全般にQ&Aサイトより高いこと,DRS未実施館の対面式の正答率はQ&Aサイトと変わらないが,実施館のそれはQ&Aサイトより高いことが示された。DRSを行うほどレファンスサービスに熱心に取り組めば,図書館の正答率はQ&Aサイトを超えられる可能性がある。今後のレファンスサービスのあり方を検討する上で考慮べき結果と思われる。

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[図書館][公共図書館][図書館情報学] おや,これも原くん(^^;)。
[university][science][エレクトリック][オープンアクセス][図書館] 早速OA化! 素晴らしい!

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Q&A サイトと公共図書館レファレンスサービスの正答率比較 https://t.co/5qEFhs6Vmx 公共図書館デジタルレファレンスサービスの正答率調査 https://t.co/oKrT7zCfSW Yahoo!知恵袋 &教えて!goo 対 図書館レファレンスサービス!
これはおもしろい。http://t.co/7o4S0iG図書館界_62-5.pdfそれぞれ実験で何を聞いたのかは調べるの大変だけど。http://t.co/XWdwmbQ
辻先生のご研究はとっても良心的に行われてるんだけど、これが繁忙期の一番忙しい時間だったら、対面レファレンスはQ&Aサイトに軽く負けたかもね、と黒いことを考えるなど。http://t.co/17eFpbg

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