著者
木下 尚子
出版者
熊本大学
雑誌
文学部論叢 (ISSN:03887073)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.96-123, 1996-03-20

言及状況

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ちなみに、法螺貝は仏法が遠くまで響き渡ることを象徴する法具として重視され、密教の伝法灌頂では阿闍梨が弟子に法螺貝を授ける作法があります。東寺さんには空海請来と考えられる法螺貝が伝わっているそうです。 (参考) 木下尚子「白螺貝一口」考 : 空海請来品の一検討 https://t.co/H1of6hDJyA
で、法螺貝がいつから日本で使用されるようになったのか……これはちょいと難しい。 弘法大師の請来目録(中国から持ち帰った品々)の中に「白法螺一口」とあり今も東寺に伝わっているそうですから、ここまでは確実なのですが…… 東寺に伝わる法螺貝「商佉」についてはこちら https://t.co/y4cIN6Oxe7

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