著者
佐藤 慶太
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2009-11-24

新制・課程博士

言及状況

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両論とも残念ながらネット上の論文レポジトリにない。https://t.co/wcBZPhj02K の京大博論は、国会図書館関西館にあるので、会員登録すれば複写を郵送してもらえるが、1ページ25円もとられる。何ページなのかもわからない。京大はレポジトリにおいてよ。
https://t.co/wcBZPhj02K は、いわゆる無の問題、すなわち魂・世界・神というヴォルフの特殊形而上学、つまり古い形而上学を無効化すること、という図式論が純粋理性批判の最奥部だ、というハイデガーのカント書を、純粋理性批判から内在的に論じている。
佐藤慶太《カント『純粋理性批判』における概念の問題》https://t.co/wcBZPhj02K非常に図式論的でよい。その後に、《定義・像・図式--『純粋理性批判』「図式論」の役割とその哲学史的位置について》 https://t.co/JwQ9wqySuG という論考も。
この博論おもろそうだ。https://t.co/gHoRvkstwJ ハイデガーが七転八倒するヴォルフの特殊形而上学(魂・世界・神)を無とする図式論を、そんなもん純粋理性批判の体系性で中で読めるぞ、だけど新しい形而上学は何かわからん(評者)、という博論。
佐藤慶太 「カント『純粋理性批判』における概念の問題」 http://t.co/mCu0oEQn 旧来の形而上学における概念と新しい形而上学における概念の二重性と同形構造に注目している。カテゴリーがいかにして認識の客観的妥当性を保証するのかという重要な問題を扱っている気がします。

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