著者
斎藤 俊則 大岩 元
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.45, no.12, pp.2856-2868, 2004-12-15

情報メディアとしてのインターネットの普及によって人々の情報受容のあり方が変化し,「情報内容を自分の力で批判的に吟味する力」すなわち,メディア・リテラシーの育成が教育の重要な部分を占めるようになってきた.情報教育という観点から,メディア・リテラシー教育を行う場合の「教育目標」,「教育内容」,「教育実践のモデル」を検討し,大学生への情報教育の一環として,記号学に基づくテキスト読解を行わせることを試みた.その結果,「情報の価値や信頼性」を吟味するためには,(1)メディアと自己との関係を中心に日常生活を再発見すること,(2) 社会的なコンテクストに注意を払わなければならないこと,(3) 無意識に設定している自分の視点を顕在化させること,が有効であることが分かった.

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