著者
長名 保範 吉見 真聡 天野 英晴
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.120(2005-ARC-165), pp.87-92, 2005-11-30

細胞内の各種物質の濃度を高精度かつ高速に測定する実験技術の進歩に伴い、定量的データに基づく数理的な生化学システムのモデルを用いた研究が盛んになっている。現在は多細胞系のシミュレーションは生物学的にも計算機の能力的にも困難とされているが、生物学的な困難さは今後10年程度の間に解決されるものと考えられる。本稿では、現在開発中の、FPGAを用いた生化学シミュレータをベースとした多細胞系、あるいは神経回路網をターゲットとしたシミュレータの可能性についての検討結果について述べる。

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