- 著者
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佐々木 睦子
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG)
- 巻号頁・発行日
- vol.1992, no.63(1992-CG-058), pp.65-71, 1992-08-10
コンピュータを用いて、いかにコンピュータらしい美しい絵を生成できるか、その可能性を試みた。そのためにコンピュータ・アート用のシステムを作成した。出力にプロッタ(白黒)を想定したART?3システム(tistic Realistic Technician?3の略)とカラーグラフィク用のART?4システムである。これらのシステムは画素でキャンバスを塗りつぶして絵をかくが、画素のサイズ、密度、画素自身の形および画素の色を関数で制御する。ARTシステムによるいくつかの作品例を呈示し、コンピュータ・アートの種々の面について議論する。