著者
吉岡 信和
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.1134-1139, 2011-08-15

セキュリティの考慮には専門的知識が必要であり,一般のエンジニアが安全なソフトウェアを開発するのは難しい.個々のセキュリティ機能がいかに安全に作られていても,その設定や使い方が間違っている場合,それがシステムの脆弱性になってしまう.そこを攻撃され,重要な情報が漏洩してしまう可能性があるため,セキュリティは注意深く開発する必要がある.そこで,セキュリティの専門知識を整理し,セキュリティの正しい再利用を促進するためのソフトウェアパターンとして,セキュリティパターンが注目されている.本稿では,セキュリティパターンの技術の研究動向と,今後のセキュリティパターンの展望を解説する.

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3.セキュリティの知識を共有するセキュリティパターン https://t.co/FWhRJSMSGw
@Pride_of_Test SQuBOKガイド V2 p.365の 3.15.1.3 セキュリティパターンが参考になるのではないでしょうか? ソフトウェアパターン − 時を超えるソフトウェアの道 − 3.セキュリティの知識を共有するセキュリティパターン (情報処理,52(9),2011) https://t.co/rk8fjBlget

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