著者
土山 玄 村上 征勝
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2012-CH-94, no.5, pp.1-8, 2012-05-19

古くから他作者説が論じられている『源氏物語』の終わりの 10 巻である「宇治十帖」について,主成分分析およびランダムフォレストといった多変量解析を行い,「宇治十帖」 の作者とそれ以外の諸巻の作者が同一であるかについて,計量的な側面から検討を加える.本研究では,語の使用頻度に対し分析を行い,その結果,「宇治十帖」 の他作者説を支持する積極的な根拠は得られなかった.

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宇治十帖と他の源氏物語の巻との違い<雲隠六帖・手枕との違い<宇津保物語等との違い、なので他作者とは言えないという結論だったのでは?→ https://t.co/qZZWB5QlP6 https://t.co/S2vGB6qzja
土山玄・村上征勝(2012)「語の使用頻度の計量分析による宇治十帖他作者説の検討」『情報処理学会研究報告』2012-CH-94 http://t.co/rx8uBfYD

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