著者
山本 征孝 島田 雄宇 椿野 稔 栗田 雄一 大宿 茂
雑誌
研究報告高齢社会デザイン(ASD) (ISSN:21894450)
巻号頁・発行日
vol.2015-ASD-3, no.7, pp.1-5, 2015-11-07

嚥下障害を有する患者にとって,頸部や肩甲帯・体幹の姿勢を変化・保持させることは重要である.病院ではベッド上で食事をすることもあり,体力の低下した高齢者では不安定なベッド上では姿勢が崩れやすく,嚥下が行いにくくなる.そこで,当院で入院している患者を対象に頸部・肩甲帯の位置関係が嚥下障害に及ぼす影響を調査し,頸部・肩甲帯を同時に調整できる嚥下補助装具を作成したため報告する.

言及状況

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【肩甲骨内側縁の上角間の距離】 両側肩甲骨上角の距離は嚥下障害の有無を確認する一つの指標として用いることができます。 嚥下障害者の方が両側肩甲骨上角の距離が短くなる傾向にあるということです。 ✅健常者:13㎝~16.6㎝ ✅嚥下障害者:9.1~11.9㎝ https://t.co/9LqWmoWQSu

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