著者
王 一凡 永崎 研宣 下田 正弘
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:21888957)
巻号頁・発行日
vol.2016-CH-110, no.7, pp.1-7, 2016-05-07

複層的な伝承経路に由来する膨大な活字種を内包した 『大正新脩大藏經』 所収 「一切経音義」 「続一切経音義」 本文の分析にあたり,版面画像から各グリフ画像を自動的に切り出して全文コーパスに対応づけるシステムに加え,画像を手動で適切に分類・修正するためのクロスプラットフォームな GUI 環境を開発した.これによりコーパスの継続的な保守が可能になるばかりでなく,一連の手法は他の活字化仏典をはじめ戦前期和文活字本のコーパス構築に広く応用できると考えられる.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 4 favorites)

いま、明治初期二号漢字活字の精査をやりたい気持ちに駆られてるんだけど、「GUIによるグリフ画像コーパス編集用ソフトウェア」https://t.co/bgGYc5FTeG って、路傍のおっさんがマニュアル見ながら作業できるようになってたりするのかしら……?

収集済み URL リスト