著者
安尾 信明 関嶋 政和
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.567-568, 2016-03-10

情報技術を用いた創薬では、標的に対する活性化合物を入手するためにバーチャルスクリーニングが行われるが、その精度は未だ不十分である。本研究では、バーチャルスクリーニングの精度を向上させることを目的とし、タンパク質-リガンドドッキングのポスト処理によるリランキングを行なった。具体的には、ドッキング中に計算されるリガンドとタンパク質の各残基の相互作用エネルギーをそのまま用い、活性化合物と類似した相互作用をもつ化合物が高得点となるスコアを開発した。また、GlideとDUD-Eベンチマークセットを用いて手法の評価を行った。

言及状況

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

#taikai18 相互作用エネルギーベクトルの距離を用いたタンパク質-リガンド間ドッキングのリランキング https://t.co/ckI3k9su1x

収集済み URL リスト