著者
赤間 仁志 川合 秀実
雑誌
第57回プログラミング・シンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.99-105, 2016-01-08

プログラミング言語の構文を自由に変更できれば,その言語の記述能力をユーザの望むように拡張することができる.しかし既存の言語では構文の拡張を,構文ルールをそのまま書き下すかのように,直感的に行うことは困難である.そこで,本稿ではプログラミング言語の構文を,ユーザが自由に拡張する手法を提案する.本手法の最大の特徴は,特殊な機能を用いず,ごく自然に構文の拡張を記述できることである.そして,この手法を元に設計したプログラミング言語Garbanzoによって,自然な構文の拡張が可能であることを示す.

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