著者
折田 明子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.606-609, 2018-06-15

個人についてのディジタル情報は,その死後もインターネット上に残り続ける.特に,他の利用者とかかわるソーシャルメディアでは,複数のアイデンティティによる利用時の本人確認や,友人に関する情報の扱いといった問題がある.現状では主に米国発のサービスが利用者死亡時の扱いについて明記しているが,現行の法制度では死後のプライバシを守ることはできないため,生存する他者や当人の生前の意思の反映を含めたプライバシ権の再検討が必要であろう.

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リンク先間違えてたので再掲。今月の情報処理学会誌に掲載されました。ページの背景にちょっと驚き。特集には納骨堂僧侶の方、住職の方の記事もあります。「弔いと技術革新:2.死後のデータとプライバシ」情報処理, Vol.59, No.7, pp.606-609 (2018-06-15)  https://t.co/orGqZtwX6Q

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