著者
長田 典子 北村 紗衣 湯澤 優美 斉藤 賢爾 門林 岳史 折田 明子 横山 太郎 木下 知威 森山 至貴 松田 英子 北村 紗衣
出版者
北村紗衣
巻号頁・発行日
2012-04-12

表象文化論学会第4回大会パネル「共感覚の地平 : 共感覚は『共有』できるか?」, 2009年7月5日, 京都造形大学, 京都
著者
折田 明子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.90-98, 2014-05-01 (Released:2014-05-01)
参考文献数
10
被引用文献数
1

インターネット上のサービス利用ならびにコミュニケーションにおいて,利用者のアイデンティティは「特定」および「識別」という軸で分類することができる。デジタルデータが,ある個人に紐(ひも)付けられ,蓄積される現在において,個人情報の保護とともにプライバシーに対する考慮が求められる。本稿では,名乗りとID,データの蓄積という観点から,利用者のアイデンティティとプライバシーについて解説し,コミュニケーションにおける自分と他者の情報の取り扱いの難しさや,死後のデータの取り扱いに関しても今後の課題として提示した。
著者
折田 明子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.606-609, 2018-06-15

個人についてのディジタル情報は,その死後もインターネット上に残り続ける.特に,他の利用者とかかわるソーシャルメディアでは,複数のアイデンティティによる利用時の本人確認や,友人に関する情報の扱いといった問題がある.現状では主に米国発のサービスが利用者死亡時の扱いについて明記しているが,現行の法制度では死後のプライバシを守ることはできないため,生存する他者や当人の生前の意思の反映を含めたプライバシ権の再検討が必要であろう.
著者
田代 光輝 折田 明子
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)
巻号頁・発行日
vol.2012-EIP-57, no.6, pp.1-6, 2012-09-06

インターネット上のコミュニケーショントラブルのうちネットを経由したいじめ・嫌がらせといったいわゆるネット炎上に関して、先行研究から発生過程から収束過程を整理し、具体的な事例を対象に原因と対応方法について不具合に対する決着をつける行動であるという観点から考察する。
著者
田代 光輝 折田 明子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.6, pp.1-6, 2012-09-06

インターネット上のコミュニケーショントラブルのうちネットを経由したいじめ・嫌がらせといったいわゆるネット炎上に関して、先行研究から発生過程から収束過程を整理し、具体的な事例を対象に原因と対応方法について不具合に対する決着をつける行動であるという観点から考察する。The settling process is arranged from the generation process, and a so-called net blazing up of bullying and annoying via the net of the communications troubles in the Internet is considered from the previous work about the cause and the correspondence method for a concrete case.
著者
折田 明子
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.4, pp.1-6, 2009-05-29
被引用文献数
1

ブログや SNS、掲示板などのソーシャルメディアにおける匿名性の高いコミュニケーションにおいては、会員登録や仮名利用によって利用者の識別性が確保されている。だが、第三者が、ID そのものを乗っ取るまでにいかないものの、趣味や嗜好を真似て特定のユーザに「なりすます」という問題が発生している。長らく使っていた仮名を他者が意図的に名乗り出してコミュニケーションに混乱を招いたり、個人のブログやサイトの管理者であるかのようにふるまうといった行為だ。本稿では、ネット上の匿名性と識別性の整理を踏まえた上で、こうしたなりすまし問題についての考察を試みる。Social-media, such as blogs, SNS and BBS is the place that users tend to hide their real name but register their IDs. Username squatting is occurred on such social-media not only as identity-theft but as pretending to be a particular user. This paper firstly shows the classification of identity representation on the web, then,consider several cases of username squatting based on the classification.
著者
田代 光輝 折田 明子
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2012-DPS-152, no.6, pp.1-6, 2012-09-06

インターネット上のコミュニケーショントラブルのうちネットを経由したいじめ・嫌がらせといったいわゆるネット炎上に関して、先行研究から発生過程から収束過程を整理し、具体的な事例を対象に原因と対応方法について不具合に対する決着をつける行動であるという観点から考察する。
著者
折田 明子
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2012-GN-85, no.5, pp.1-6, 2012-09-06

インターネットを介して個人が他者との関わりにおいて、情報の受発信および共有をするソーシャルメディアの利用増加にともない、個人情報の保護やプライバシーの保護について議論されるようになった。これまでの議論は生存する個人を想定するものであったが、ソーシャルメディアにおける情報が人間関係そのものや他者への言及などで構成される以上、死亡した利用者の情報は生存する利用者の情報と無関係ではない。本稿では、既存の主なソーシャルメディアサービスにおいて、亡くなったユーザに関する情報の扱いについての規定について調査し、現在の傾向を考察した上で、今後必要とされるであろう要件について提案する。
著者
吉川 厚 折田 明子
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2013年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.193-196, 2013 (Released:2014-02-03)

企業研修をはじめとする「研修」は、ただ知識を詰め込むだけではなく、得た知識を実践的に活用し、自ら問題発見や意思決定ができる人材を育てるために実施される。ただし、研修で学んだことは、知識を問うペーパーテストのみで測れるものではなく、研修効果を測り評価するには、研修のデザイン、目的、教材、教授法、講師や受講生の相性など、さまざまな要因を考慮しなければならない。本稿では、これまでに実施してきた研修を実例として、われわれが開発し実施してきたキーフレーズ発見法を用いて、これらの要因のうち何が測定できるのかを明確にしつつ、研修の効果を評価することを試み、その結果を考察する。
著者
折田 明子 吉川 厚
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.443-446, 2015 (Released:2016-01-29)

無料通話アプリであるLINEは、若年層ほど利用の頻度が高く、15歳~19歳の利用者の男性77%女性87%がサービスを毎日利用している。総務省の情報通信白書からも、こうしたツールが日常的に身近な友人との会話に使われていることが示されている。一方で、いじめや誘い出しといった事件においてLINEとの関わりが報道されることも少なくない。本稿では、若年層の利用者が、LINEを安全に活用し、トラブルに自ら気づく力をつけるためのマンガ教材作成の取り組みについて紹介する。本教材を用いて首都圏および地方の中学校で授業を実施した結果、アンケートからはオンラインと対面のコミュニケーションの使い分けについて印象に変化があることが読み取れた。
著者
折田 明子 田代 光輝 吉川 厚 江口 清貴
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:21888647)
巻号頁・発行日
vol.2016-EIP-72, no.12, pp.1-6, 2016-05-26

無料通話アプリである LINE は,若年層ほど利用の頻度が高く,日常的なコミュニケーションツールとして利用されている.一方で,いじめや誘い出しといった事件において LINE との関わりが報道されることもあり,若年の利用者当事者の立場や視点に立ったリテラシー教育には難しさもあった.本発表では,LINE 株式会社と共同制作したマンガ教材の作成ならびに中学校での実践について報告する.
著者
田代 光輝 折田 明子
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2012-GN-85, no.6, pp.1-6, 2012-09-06

インターネット上のコミュニケーショントラブルのうちネットを経由したいじめ・嫌がらせといったいわゆるネット炎上に関して、先行研究から発生過程から収束過程を整理し、具体的な事例を対象に原因と対応方法について不具合に対する決着をつける行動であるという観点から考察する。
著者
三浦 麻子 森尾 博昭 折田 明子 田代 光輝
出版者
関西学院大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

オンラインコミュニティでの社会知醸成過程を解明するため,1990年代に多数の利用者を集めた著名なコミュニティ(ニフティサーブ)のアーカイバルデータを分析した.特に心理学フォーラムを分析対象とし,6つの会議室のログをほぼ完全に発掘することに成功した.質量両側面からの分析の結果,利用者の質的差異がコミュニティで醸成される社会知の質に影響していた可能性が示唆された.また,書き込みと応答のコミュニケーションをネットワーク分析によって視覚化したところ,ネットワーク指標に応じてコミュニケーション構造が質的に異なることが示された.フォーラム参加者の名乗りについても探索的に分析した.
著者
西村 祐貴 江木 啓訓 折田 明子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.48, pp.77-82, 2001-05-24
被引用文献数
2

本研究では、グループレビューでの効果的な匿名性の利用を模索する。現状のグループレビューには、他者の評価を懸念し意見を言えないという問題点がある。匿名を用いることでこの問題を軽減することができる。しかし一方で匿名を用いると、議論が散漫になったり、非抑制的な発言が発生すると考えられる。これらの問題点を解決する匿名システムをチャット上に設計・実装し、評価実験を行った。The goal of this research is to examine efficient ways of using anonymity in review meetings on computer network. We propose to use anonymity in review meetings to avoid evaluation appreciation. Anonymity, however, often causes flaming and excessive criticism. To avoid these problems, we designed and implemented an anonymity control system on a chat system, using which we conducted experiments with actual review meetings.
著者
小岩 文香 菅坂 智仁 中嶋 茜 野口 遙斗 折田 明子
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2018年春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.257-260, 2018 (Released:2018-05-31)

SNSによる自殺相談や、長野県で実施された中高生向けLINE相談窓口に多くの相談が寄せられた件など、LINEなどメッセージングアプリを含むSNSを用いた相談窓口を設置する必要性が高まっている。一方、大学での相談窓口は、一般的に対面での相談を原則としており、インターネットが活用される事例は多くない。本研究では、相談におけるSNS利用に対する要望と導入の障壁について明らかにするために、相談を実施する学生支援室およびカウンセラーへのインタビュー調査とともに、相談する側である大学生へのアンケート調査を実施した。その結果から、SNSを活用した適切な学生支援について考察する。
著者
折田 明子
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2013-DPS-156, no.26, pp.1-6, 2013-09-04

日本におけるインターネットを利用したコミュニケーションは,匿名性が高いものとして考えられてきたが,ソーシャルメディア,特にソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) は,現実の生活の人間関係を元にしており,匿名性は高いとは限らない.本稿では,大学生を対象にアンケート調査を実施し,が日常的に利用するSNSについて,用途や交流相手と名乗り (実名・仮名) の関係をみた.その結果,主に本人を特定しうる名前によってサービスが利用されており,回答者の約半数は,複数サービスにおいてリンク可能な同じ名前を使い続けていることがわかった.
著者
折田 明子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.434-436, 2020-04-15