著者
上松 恵理子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.386-388, 2019-04-15

2019年2月,柴山昌彦文部科学大臣は携帯電話やスマートフォンの小中学校への持ち込みを原則禁止していた方針を見直す方向で検討すると述べた.この方針転換は小中学校現場にとってだけでなく,社会全体に衝撃を持って受けとめられた.これは,すでに小学生でもスマートフォンの所有率が上がっていること,これから起こりうる震災などの緊急災害時の連絡手段として有用だということを踏まえてのことだ.世論には賛否両論がある一方,先進国では学習に小学校低学年からBYOD(Bring your own device)で使うという事例もある.スマートフォンを持たせるならば,早急なリテラシー教育が必須となるであろう.

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部分登校がはじまったことで,学校へのスマートフォン持ち込み禁止運動がブードゥーサイエンスという科学的根拠(苦笑)を得て,再び動き始めたということだろう. https://t.co/JJFkw8oDGa
学校へのスマートフォン持ち込み禁止見直し議論の背景 #IPSJ 情報処理, Vol.60, No.5, pp.386-388 (2019) https://t.co/JJFkw8oDGa 一年前の話.終わった話だと思っていたが,2020年にもなってスマホを絶対持たせない派の逆襲がはじまるとは
学校へのスマートフォン持ち込み禁止見直し議論の背景 #IPSJ 情報処理, Vol.60, No.5, pp.386-388 (2019). https://t.co/5i2hN9RlUT

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