著者
井手 広康
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2022-CE-163, no.14, pp.1-7, 2022-01-29

令和 4 年度から始まる「情報Ⅰ」の教科書に Python,JavaScript,VBA,Scratch の四つのプログラミング言語が使用されたことから,多くの学校がいずれかのプログラミング言語を使用して授業を行うことになる.本研究では,クラスごとに四つのプログラミング言語を使い分けて同じ内容でプログラミング教育を実践し,最後に大学入学共通テスト「情報」サンプル問題の第 2 問「プログラミング」を全員に解答させた.サンプル問題の解答結果や事後アンケートの結果から,どのプログラミング言語を授業で使用していても,共通テスト「情報」を解答する上で大きな影響がないことが明らかとなった.ただし,Scratch については他のプログラミング言語と比較して解答に時間を要することが予測されるため,共通テスト「情報」の DNCL に慣れるための演習が必要であると考える.

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大学入学共通テストを見据えたプログラミング教育の言語選択に関する考察, 情報処理学会コンピュータと教育研究会報告, 2022-CE-163-14 (2022). https://t.co/HvXOo25sBN 愛知県立小牧高等学校の井手広康先生による実践報告です。 同校ウェブページhttps://t.co/rUvOt3V5SUに予稿が掲載されています。
大学入学共通テストを見据えたプログラミング教育の言語選択に関する考察, 情報処理学会コンピュータと教育研究会報告, 2022-CE-163-14 (2022). https://t.co/HvXOo25sBN 井手広康先生(愛知県立小牧高等学校)による実践報告です。

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