著者
合田 美穂
出版者
甲南女子大学
雑誌
甲南女子大学研究紀要. 人間科学編 = Studies in human sciences (ISSN:13471228)
巻号頁・発行日
no.44, pp.75-81, 2008-03-20

1980年代以降,香港からの「プル要因」,フィリピンにおける「プッシュ要因」の相乗効果で,多くのフィリピン人女性が,家事労働者として,香港に渡ってきた。彼女たちは,香港にて家事労働を担うことによって,香港人社会の家庭における問題を解決し,また,それと同時に,フィリピンに外貨収入をもたらすことによって,フィリピン経済の活性化にも貢献し続けている。本研究では,外国人家事労働者に関する労働法例,就労における諸問題,フィリピン人家事労働者の香港流入の背景,余暇活動についての考察を行ない,それらの考察を通して,在香港フィリピン人家事労働者の現況を理解するとともに,なぜ,彼女たちが,香港を選択したのかという理由を導くことにつとめたものである。

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