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[歴-アジア太平洋戦争][社-ジェンダー] 戦争と男の「ヒステリー」 : 十五年戦争と日本軍兵士の「男らしさ」

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と戦後回想しているが(井村)、このような強烈なミソジニーと「非-男」を「非-人間」にまで貶める言説は、彼自身がヒステリー患者とは異なる社会的・職業的アイデンティティを抱いていたからこそ出てきたものであったのだろう。https://t.co/EXBVQnYgl4
1941年に『軍医団雑誌』に発表した「戦時神経症」に関する論文の中で、「ヒステリーなる病名は通俗的に曲解された意味を持つて居て患者自身や其の周囲にいろゝ面白くない影響を及すので予等は好んで呉教授の臓躁病と云ふ語を慣用して居る」と書いている(桜井 1941)。 https://t.co/EXBVQnYgl4
式場の言説とは異なり、実際には日中戦争以降、国府台陸軍病院をはじめ内地の陸軍病院に精神神経疾患患者が収容されていた。その中でもヒステリー(戦争神経症)がかなりの高率を占め、国府台の軍医たちに問題視されていたことは序論で述べた通りである。 https://t.co/EXBVQnYgl4
大戦間期の日本の状況であったと思われる。また、「男にもヒステリーはある」と主張する人々も、取り上げる事例は女性に偏っており、女性は「生まれつき感情過敏」なのでヒステリーが多いのだと述べることで、男性ヒステリーを例外的なものにしたのである。https://t.co/EXBVQnYgl4
これらの言説が出てきたのが普仏戦争でのフランスの敗北後であったこともあわせて考えると、戦争や国際政治における「敵」国を貶めるために、相手を「非-男性化」する手法が用いられたことがわかる。(つづく) https://t.co/EXBVQnYgl4
そして「魔女狩り」がはげしくなったルネッサンス期には、このスティグマータのために「魔女」とされた女性が多かった(加藤 2001: 670)。 https://t.co/EXBVQnYgl4
「如何にしても男子同様の権利を得なければならぬとすれば婦人も亦兵役の義務を負はねばならぬと云ふ問題が起って来る」2という反対意見が出たのである。(つづく) https://t.co/JQjqyBaIzu
戦争と男の「ヒステリー」 ――十五年戦争と日本軍兵士の「男らしさ」 https://t.co/tmAL8xQovH https://t.co/20LXyjzn2h
ちょっと面白そうな論文見つけた↓。 戦争と男の「ヒステリー」 ――十五年戦争と日本軍兵士の「男らしさ」 https://t.co/QHgS0o8kGK
https://t.co/tHkVu5G88m
中村江里「戦争と男の「ヒステリー」―――十五年戦争と日本軍兵士の「男らしさ」(pdf DL) https://t.co/WpwuZhAt1h
私の父方の祖父は女子供はミツユビで迎えさせる厳格な人だったようで、二度戦争に動員された人でした。 男尊女卑風潮は背後に軍事的事情があったと私も見ています。 トーチカに突撃したり戦死する男性は生きながらに神様みたいな扱いだったかもしれません。 https://t.co/pP4m6xybJC https://t.co/YjbOJqk6e9
戦争と男の「ヒステリー」 ――十五年戦争と日本軍兵士の「男らしさ」 - 中村江里(※PDF) https://t.co/BY9kh5sjs5 こういう研究も行われているらしい。

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