著者
鳥山 平三 Heizo TORIYAMA
雑誌
大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要
巻号頁・発行日
vol.9, pp.87-98, 2010-01-31

老年期の心の在り方について,限られたものではあるが,民話や童話等に登場する主人公の行 動に糸口を見出そうとした。老人たちの肯定的な行為や否定的な振る舞いに様々な教訓を得ることが できた。賢明で正直で優しい老人は福を授かり,その逆に愚かで邪悪で冷酷な老人は罰を受けるので ある。当然のことではあるが,老いても悲しい性(さが〉の老人たちも多い,老醜よりも人生の終罵 は美しくありたいものである。脳は生涯発達するのである。神経回路を豊かに増殖させ,活用させる 方策を老年心理学は探究すべきである。

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