著者
鋤柄 増根
雑誌
人間文化研究 (ISSN:13480308)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.31-46, 2006-01-10

性格記述用語(136語)の反対語を大学生177名に調査した.その結果,相互に反対語どおしの関係にある対と,反対語がなかったり,拡散してしまうものがあった.この結果は,性格記述用語が表すと考えられる性格特性次元が双極性か単極性かに関連しており,反対語どおしの関係にある対は双極性を表す性格次元であり,反対語のない刺激語が表す次元は単極性であるといえる.この結果は性格次元の構造を明らかにするのに利用できるだけでなく,質問紙法で反応の偏りである黙従傾向を防ぐのによく使われる逆転項目の作成にも利用できるものである.

言及状況

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アンケートで、「あの人は{ 明るい ・ どちらでもない ・ 暗い }」は適切でありえても「あの人は{ 注意深い ・ どちらでもない ・ 注意深くない }」は適切でありえない。前者の「どちらでもない」はゼロ点=中立の役割を持ちうるが、後者のそれはその役割を担えないから。 https://t.co/D8Z5ykDgJy

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