著者
乙須 翼 Tsubasa OTOSU
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 = Nagasaki International University Review (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-13, 2012-03

本稿は、戦争や惨劇、差別や災害など、「人間の苦痛」に関連した場所や資料を保存、展示し、それらを鑑賞する行為、またその現象を、教育学的課題として検討しようとするものである。ダークツーリズム研究や戦争写真論などで指摘されるように、メディアを通じて語られる「人間の苦痛」や、博物館で展示される「人間の苦痛」は、教育的要素を持つと共に様々なメッセージを見る側に伝える。しかし、そこで指摘されている問題は、学校や博物館での平和教育や道徳教育において、「人間の苦痛」に関連する資料が多く用いられる教育現場の問題でもある。本稿は、「人間の苦痛」を語る際に孕む問題点を検討しながら、その問題を乗り越える可能性についても提示した。

言及状況

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

https://t.co/I3S4kgWAwt (pdf)は2頁で、「人間の苦痛」に関連する世界遺産としてゴレ島、アウシュビッツ、 原爆ドーム、 ロベン島、ビキニ環礁核実験場とオーストラリア囚人遺跡群を列挙。【人種差別や奴隷制、ホロコーストや 戦争に関連】と評す。

収集済み URL リスト