著者
杉山 瑠人 浅岡 章一
雑誌
江戸川大学紀要 = Bulletin of Edogawa University
巻号頁・発行日
vol.29, 2019-03-15

本研究では,パレイドリアテストの図版を用いて,一般大学生の顔知覚上の特徴に関する個人差を測定し,その結果と超常現象体験報告の有無との関連について検討した。本研究において実施された顔検出課題の結果,参加者の約4 割が本来存在しない顔をノイズパレイドリア図版の中に見いだしていた。そして,そのような参加者においては,宇宙人や幽霊に関わる超常現象を体験したと報告する割合が高い傾向が示された。この結果は,本来顔が存在しない画像の中に顔を見いだしやすいという顔知覚上の特徴が,宇宙人や幽霊に関する主観的超常現象体験を生み出す認知的メカニズムに関わっていることを示唆するものと言えるだろう。

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"「幽霊を見たことがある」や「空飛ぶ円盤を見たことがある」といった超常現象の体験率は1 割弱に留まることが報告されている。"多い https://t.co/gpOGfzPOqo
一般大学生における超常現象体験報告と顔知覚上の特徴との関連 杉山瑠人, 浅岡章一 江戸川大学紀要 29, 2019 https://t.co/xvBEj87PxV

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